RX4901CEおよびRX8901CEリアルタイムクロック

EpsonのRX8901CEおよびRX4901CEは、スマートメータ、セキュリティ機器、およびスマート照明アプリケーションに最適な低消費電力で、汎用性を備えた高精度リアルタイムクロックモジュールです。最大3つのイベント入力を備えた統合イベントシステムを使用してイベントを検出し、MCUがスリープモードの状態にある場合はタイムスタンプを記録することで、システムの消費電力を削減してバッテリ寿命を延ばすことができます。このモジュールは、FIFOまたは直接モードで32イベントのタイムスタンプを記録できます。これらの製品は、3V電源からわずか240nAしか消費せず、電源スイッチング回路を内蔵しているため、外付けダイオードが不要でその損失がありません。このモジュールは1/1024秒までの時間分解能を提供し、動作温度範囲全体で非常に安定しています。 RX8901CEにはI²Cインターフェイスが用意され、RX4901CEには3線式または4線式SPIが用意されています。

特長と利点

• 広い温度範囲（-40°C～+105°C）の高精度クロック
• 組み込みのデジタル温度補償（DTXCO）テクノロジー
• 低消費電流240nA（標準）
• 選択可能な出力周波数32.768kHz、1024Hz、または1Hzクロック
• 一度に最大3つの個別イベントを検出できる、最大3個のイベントピンと32のタイムスタンプをサポート
• 1/1024秒～32年の時間分解能
• I²CまたはSPI通信をサポート
• パッケージサイズ：3.2mm × 2.5mm × 1.0mm（CEパッケージ）