MPSシリーズ モジュール式システムDC電源

B＆K PrecisionのMPSシリーズ モジュール式システムDC電源は、最大4つの出力チャンネルと1200Wを1Uメインフレームに搭載した、包括的なATEシステムソリューションです。ユーザーは、8つのモジュールと600Wまたは1200Wに対応する2つのメインフレームから選択することで、カスタマイズされた1～4チャンネルのDC電源システムを作成できます。モジュールは、さまざまな電圧/電流出力定格に対応しており、100W（マルチレンジ）または300W（固定レンジ）の出力を生成可能で、多様な電力要件に対応できます。

このシリーズは、多機能な操作機能を備えており、マルチレンジ操作、モジュール同期、出力結合、調整可能な電圧/電流スルーレート、および低ノイズ出力を特長としています。低プロファイルでモジュール式の設計により、反復的なテストや検証アプリケーションにおいて処理能力が向上します。同一のモジュールを直列/並列に接続することで、最大電圧/電流出力を400Vまたは80Aまで増加させることができます。このシリーズはまた、複数のメインフレーム間の同期機能もサポートしています。高度なリストモードプログラミングにより、フロントパネル経由で複雑なシーケンスを簡単に出力できます。

付属のオペレーティングソフトウェアは、PCからの簡単なリモートアクセスを可能にし、付属のバッテリテストソフトウェアを使用すると、ユーザーは充電/放電シーケンスを作成し、データの記録が可能になります。MPSメインフレームには、手動操作が容易なフル機能のフロントパネルと、標準のUSB（USBTMC準拠）、LAN（LXIクラスC準拠）、およびSCPIコマンドに対応したGPIBインターフェースが搭載されています。LabVIEW、IVI-C、およびIVI.NETドライバも利用可能であり、これによりシステム開発と統合が簡素化されます。