MAX17332バッテリ内部自己放電検出IC

ADIのMAX17332は、1セルリチウムイオン/ポリマーバッテリ用の35μA I_Qスタンドアロン充電器、燃料ゲージ、プロテクタ、およびバッテリ内部自己放電検出ICです。電圧源が存在する場合、ICはAccuCharge充電技術を使用し、充電N-FETを変調することによって充電を安定化します。このICは充電電圧、電流、FET温度を安定化します。スタンドアロン充電は、不揮発性メモリの柔軟な構成によってサポートされます。

このICの理想的なダイオード回路は、CHG FETの電圧降下を低く抑え、システムの過渡応答やアダプタの取り外しへの迅速な対応をサポートします。

ModelGauge m5 EZアルゴリズムを採用しており、クーロンカウンタの短期的な精度と直線性を、電圧ベースの残量ゲージの長期的な安定性と組み合わせ、業界トップクラスの精度を実現しています。セルの経時変化、温度、放電率を自動的に補正し、幅広い動作条件で正確な充電状態（SOC）の情報をミリアンペア時またはパーセンテージとして提供します。

このICは、バッテリの電圧、電流、温度、状態を監視し、過電圧/不足電圧、過電流、短絡、高温/低温、過充電状態からバッテリを保護すると共に、外部のハイサイドN-FETを使用した内部自己放電保護機構を提供し、これにより、リチウムイオン/ポリマーバッテリを確実に安全な条件下で動作させ、バッテリの寿命を延ばすことができます。

MAX17332X2EVKIT#評価キット（EVキット）は、スタンドアロン充電器、プロテクタ付き燃料ゲージIC、および1セルリチウムイオン/ポリマーバッテリ用のSHA-256認証（オプション）を評価する、完全組み立て済み/テスト済みの面実装PCBです。