LTM4652 μModule®レギュレータ

ADIのLTM4652は、ソース/シンクのデュアル±25Aまたはシングル±50A出力スイッチングモード降圧DC/DC μModuleレギュレータで、DC出力合計誤差は±1.5%です。4.5V～18Vの入力電圧範囲で動作するLTM4652は、それぞれの出力電圧範囲が0.6V～1.8Vの2つの出力をサポートしており、各出力電圧は単一の外付け抵抗で設定されます。高効率設計により、出力ごとに最大±25Aの連続電流を供給します。

デモ回路（DC3230A）は、LTM4652 μModuleレギュレータを32A、-5Vのシングル出力として構成しています。入力電圧範囲は4.5V～13Vです。この反転出力デモボードでは、最大V_IN + |V_OUT|は18Vを超えることはありません。このデモボードは、出力負荷電流をソースまたはシンクするように構成できます。このデモボードは、9V_INおよび-5V_OUTの条件下で780kHzのデフォルト周波数を使用して最適化されています。LTM4652で使用される電流モードアーキテクチャは、ピーク電流モード制御です。

特長と利点

• ソースとシンクのデュアル±25Aまたはシングル±50A電流は、自動テストアプリケーションの要件に対応
• 幅広いV_INおよびV_OUTレンジにより、12V_IN～7.5V_OUT（降圧構成）～+12V_IN～-6V_OUT（反転降圧構成）のレンジ要件に対応可能
• 外部の調整可能な制御ループ補償により、非常に幅広い動作条件で過渡性能を最適化