ADuM4135/ADuM4136シングルおよびデュアルIGBTゲートドライバ

Analog DevicesのADuM4135およびADuM4136は、シングルチャンネルゲートドライバで、絶縁型ゲートバイポーラトランジスタ（IGBT）を駆動するために特に最適化されています。 同社のiCoupler^®技術は、入力信号と出力ゲートドライブ間の絶縁を提供します。

ADuM4135には、ゲート電圧が2Vを下回るとシングルレール電源で堅牢なIGBTターンオフを提供するためのミラークランプが含まれます。単極またはバイポーラの2次側電源での動作は、ミラークランプ動作の有り/無しで可能となります。

ADuM4135およびADuM4136に統合されているのは不飽和検出回路で、高電圧の短絡IGBT動作に対する保護を提供します。 不飽和保護は、300ns（ADuM4135）および314ns（ADuM4136）などのノイズ低減機能を含み、初期のターンオンによる電圧スパイクをマスクするためにスイッチングイベント後の時間をマスキングします。 内部の500μA（ADuM4135）および537μA（ADuM4136）電流源により、低部品数が可能になりますが、内部ブランキングスイッチは、より多くのノイズイミュニティを必要とする場合に、外部電流源の追加を可能にします。