ADSW4000 EagleEye™人数カウントアルゴリズムとトライアルキット

ADIのEagleEyeは、建物の占有率を監視するための、エッジベースのハードウェアおよびソフトウェア技術による完全なエンドツーエンドのソリューションを可能にします。このデータは、資産や人の管理、社会的距離（ソーシャルディスタンス）、セキュリティ、従業員の関与、スペースの利用、労働生産性、およびエネルギー効率を改善するために必要な洞察を提供します。

ADIのEagleEyeは、ADSPBF707 Blackfin®デジタル信号プロセッサ（DSP）、ADSPBF707BBCZ4-EGE、およびADI独自のソフトウェア解析アルゴリズムを組み合わせたテクノロジーです。ADSW4000 ADI EagleEyeの人数カウントアルゴリズムにより、2Dビジョン、センサを使った人数カウント、および部屋とオープンエリアの位置特定ソリューションが実現できます。EVAL-ADSW4000KTZ（ADI EagleEyeトライアルキット）は、センサからクラウドへのフル評価システムです。ADI EagleEyeトライアルキットは、ADI EagleEye DSPサブシステム、CortexベースのMCU（マイクロコントローラユニット）サブシステム、フラッシュメモリ、ADI EagleEye分析アルゴリズム、およびアプリケーションファームウェアで構成されています。ADI EagleEyeトライアルキットは、2Dビジョンセンサ（Chicony CYFI013モジュール）を搭載し、タブレットアプリによるコミッショニングのためのBluetoothインターフェースと、メタデータをクラウドにアップロードするためのWi-Fiによるクラウド接続機能を備えています。デバイスのコミッショニングには、コンパニオンタブレットアプリであるADI EagleEye People Count Appを利用できます。クラウドベースのオンラインダッシュボードは、収集されたデータと一連の実用的な洞察結果にアクセスするためにユーザーが利用できます。

特長および利点

• 部屋の管理と収容人数レベルの最適化
• 部屋の占有率および人と人との距離を判断
• 環境全体の快適性向上：部屋にいる人の数に合わせて空調を調整して節約